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家康考察。無駄に長いよ!



絆を守るために絆を壊す人。

誰かの絆を守るために戦えば、
必ず、戦った相手の絆を奪うことになる。

だが、それを、
「民の平和を守るため。」と言い、
正当化する。そして、民の信頼を得る。

正義を築くためには、悪を殺す。
殺すことを正当化するどころか、その正義を英雄と称える民さえ出てくる。

民を信頼させる思想、言葉を並べ、平和の為に人を殺める行為を正義と思い込ませる人。
自分自身にさえ、そう嘘をつく。

その結果、秀吉と三成を殺めることになる。
平和の為になら友も主も殺せるのか。
理想に雁字搦めになり民の絆といい空想の物の為に自分の絆を切った人。

多分家康は一生そのことを後悔するだろうけど、結局は「平和のため、仕方がなかった」と言い聞かすかとしかできないんじゃないかなとか。

家康は結局は自分自身が矛盾していることに気づいていたと思います、
けど、誰も家康を裏切らないし、みんな家康を信じてる。

三成を除いては。

皆から愛されるかわりに、
最も愛されたい者の愛を失ってしまった。

だから、大谷さんが家康を妬んでいたみたいに、
家康も、三成の信頼を得てる大谷さんを妬んでいたんじゃないかなとか。
(こう言うとただの三成総受け語りみたいになってまう・・・\(^o^)/)

ともかく、思想と個の感情がごっちゃごちゃに矛盾してて
苦しみ悩んでる家康大好きです。



けど、映画家康は逆に民より三成を選んでいたのがまた良かったです。

映画がほんと転生パロと言っていいくらいみんな考え方が違っていて。
それぞれのキャラが、その価値観ゆえに迎えてしまった末路に至らないような
考え方に変わっているというか・・・。

家康も「民、世の中」という概念よりも三成を選んで、
三成も取り返しがつかなくなる前に、己の盲信に気付けていて、
お市ちゃんは眠る前に長政様の存在を思い出させていて・・・
大谷さんはなんだかあんま変わってなかったけど(笑

伊達ちゃんも「ゲームの様な末路にならないように俺が秀吉を殺す」って感じに思えてしまうくらいで。

伊達ちゃんほんと良い子やな…

映画ほんとに良かったなぁ・・・DVD楽しみ・・・って
いつの間にか家康考察から外れてるけどこんな感じで家康好きです。

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